前回 AWS Elastic Beanstalk を EB CLI からデプロイする方法について書きました。
この続きとして、今回はデプロイ対象のファイルを柔軟に制御する方法です。
gitと連携した eb deploy
を実行した場合、Beanstalk環境にデプロイされるファイルもgitでステージされているファイルとなります。
この場合、.gitignore が存在すると、そのルールに従ってEB CLIがパッケージングを行います。
既存の問題点
何も設定せずとも .gitignore を参照してくれるのは便利な反面、困ったことも起こり得ます。
例えばデータベースへの接続情報やパスワードのソルトなど、セキュリティ上の観点などでgitの管理対象外にしているファイルが実際は存在するのではないでしょうか?
こうしたファイルは実行時には同時にパッケージングしてBeanstalk上にデプロイする必要があるため、gitignoreに含まれている故に無視されてしまっては困ります。
そこで便利なのが .ebignore です