以前、 zshことはじめ の記事でzshについて軽く触れましたが、
つい先日チェックした際にzshのバージョンが上がっていたので、これを機にHomebrew経由のzshに乗り換えることを決意しました。
バージョンの確認
Mac標準のzsh
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% /bin/zsh --version zsh 5.2 (x86_64-apple-darwin16.0) |
Homebrewのzsh
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% brew info zsh zsh: stable 5.3.1 (bottled), HEAD UNIX shell (command interpreter) |
Homebrewでインストール
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% brew install zsh |
依存関係で gdbm と pcre が先にインストールされます。
バージョンを確認します。
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% /usr/local/bin/zsh --version zsh 5.3.1 (x86_64-apple-darwin16.3.0) |
シェル一覧に追加
デフォルトシェルに変更するためには、先に /etc/shells
の一覧に追加する必要があります。
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% echo /usr/local/bin/zsh | sudo tee -a /etc/shells Password: /usr/local/bin/zsh % cat /etc/shells # Ftpd will not allow users to connect who are not using # one of these shells. /bin/bash /bin/csh /bin/ksh /bin/sh /bin/tcsh /bin/zsh /usr/local/bin/zsh |
最初のコマンドは sudo echo ~
ができない代わりにワンライナーにしたものなので、別にvimなりエディタなりで開いて最後の行に追加してあげてもOKです。
ただしroot権がいるので対応したエディタを使うか、 sudo vim /etc/shells
などで編集してください。
デフォルトシェルを変更
あとは前回の記事と同じで、 chsh で変更します。
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% chsh -s /usr/local/bin/zsh Changing shell for user. |
変更できたら、ターミナルを再起動してバージョンを確認してみます。
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% $SHELL --version zsh 5.3.1 (x86_64-apple-darwin16.3.0) |
切り替わりました!
これでHomebrewにあるzshのアップデートに追従して新しいバージョンを追っていけるようになりました。
所感
今年は喪中なのと、去年一年は本当に厄年だった気がするので、毎年通っている明治神宮もお休みしました。
本当はお祓いの意味でも行った方がいいのかもしれませんが、どこかの国では日本の文化と異なり、願い事が叶ったらお賽銭やご祈祷でお金を支払う、いわば後払いのような文化があるところもあるようです。(調べても見つからず出典忘れてしまいました)
願い事を叶えてくださったお礼の念を込めて、今後はそういうスタイルで初詣なんかは行くのもアリかなあ、などと思う次第であります・・・。