AWS認定ソリューションアーキテクト – プロフェッショナルを受けてきました。
不名誉なことだから書かないのも考えたけど、まあ個人ブログだし、スコアも悲観するほどひどくなかったし、吐き出すことで自分の弱みをちゃんと評価して次に繋げられると思ったから書きます。
AWS認定ソリューションアーキテクト – プロフェッショナルを受けてきました。
不名誉なことだから書かないのも考えたけど、まあ個人ブログだし、スコアも悲観するほどひどくなかったし、吐き出すことで自分の弱みをちゃんと評価して次に繋げられると思ったから書きます。
先週はソリューションアーキテクトになったのですが、目標としてた試験をクリアしてしまうと更に高みを狙いたくなってしまうもの。他のAWS認定資格も集めたくなって、挑戦してみました。
今回はプログラミング言語、Javaのスキル証明になる、オラクル社主催の認定試験を受けてきたレポートです。ブロンズ資格は受けていません。シルバーからの受験です。
ちなみに選んだのは一番新しい SE8 (Java 8)です。未だにSE8は書籍も出ていなくて、受ける人もSE7が多いのですが、取るなら最新のしかないと思ってこっちにしました。受験ブログを見てもSE7が多くて、SE8の情報ほとんどないんですよね。自分の日記を兼ねて、こんな感じだったよーっていうのをレポします。
■ 試験結果
・勉強期間:14時間
・費用:25,536円 (受験料22,080円 + 書籍代3,456円)
・結果:合格 正答率94%(65%以上で合格)
■ なぜ受けたのか
本当に適当な理由です。先週の土日に、ふとIPAの上級情報処理を取りたいな〜と思ったのが事の発端でした。そういえば私、国家資格系はいろいろ取ってましたが、ITベンダ系資格って取ったことなかったんですよね。それで、プログラミングの技術力を使うような資格がいいなーって思って、好きなJavaやPython、PHP、JavaScript…いろいろありますけど、結局一番知名度があって、持ってると有利だなって思ったのがJavaのオラクル認定技術者でした。
そう思って情報を集めていると、どうやら今年度中はオラクルの全資格、受験料20%引きなんですね。IPAの国家資格(たとえば基本情報や応用情報)だと5〜6000円なんですが、ベンダ系資格って本当に受験料が高いんです。今回のOracle Silverも定価だと多分3万円近くくらいするんですね。これを払って絶対受かるなら別にいいんですが、万が一落ちたらと思うと中々手が出なくて、今まで敬遠していました。ラッキーだと思って、勢いとノリで一週間後に試験を申し込みました。
■ 試験までの流れ
Javaは3年くらい趣味で書いていて、かなり高度なものや、オープンソースのプロジェクトにも参画していて、自分のスキルには自信がありました。事前に知っていた知識では、Java Silverは初級者向けだと聞いていたので余裕だと思ってました。あまり長引かせても嫌だったのと、「後から受験日を変更出来る」と規約に書いていたので1週間後で受験予約をしました。実はこれがダブルの誤算で、次に書きますが、実際はすごく難しかった&受験日変更できなかった(※1)んです。
(ちなみにオラクル認定Java開発者には、下からBronze、Silver、Goldの3種類があります。Goldが上級ユーザー向けにあたる資格ですが、受験には先にSilverを取る必要があります。)
そんなこんなで申し込んだ後になって初めて、とりあえずAmazonで問題集を買いました。参考書は不要だと思ったので、とりあえずひたすら演習問題を解ける、Silverの問題集の中では有名な「黒本」と呼ばれる本を注文しました。他の問題集より比較的難易度は高いらしいです。
■ 勉強
これを試験日2日前の木曜日の夜にはじめて開いて、順番に問題を解いていきました。
これが実際にやってみると全然解けなくて、本当に焦りました。まさか解けないなんて思っていないので、答え合わせをしてメモ超の×マークを数えるのが辛かったです。このときは全問流して、多分5割くらいしか正答できなかったんじゃないでしょうか。
それからはもう時間がなかったので、その日の夜に4時間、金曜日の夜はほぼ徹夜で10時間問題に取り組んで土曜日の試験当日を迎えました。
上ですごく難しかったと書いたのは、基礎的な部分なんですが、本当にしっかり理解していないと解けないように作られているんですね。うまい問題だと思います。普段からIDEに頼り切ったコードを書いているので足を掬われました。あと、実際に実用的なコードを書くとき、Javaの配列インスタンスなんてほとんど使わないんです。拡張性に優れたArrayListなりHashMapなりそういうの使うのが一般的だと思います。なので、特に配列については総復習が必要でした。
ちなみに、問題集だけだとJava SE7の範囲しかカバーできないので、試験前の1時間でJava 8を軽く復習しました。
■ 本試験
池袋のピアソンVUEで受けてきました。昼の12時開始で15分前に受け付けを済まして、同意書に電子署名をして、顔写真を撮られて、荷物をロッカーに預けてIDだけを持っての入室。計算にメモを使いたかったので申告したら、専用のホワイトボードとペン(書いた内容は消せない)を渡されました。試験時間は2時間半です。長丁場で喉がすぐに渇くので辛かったです(水の持ち込みも禁止でした)。
本試験の内容は、問題集の問題と同じくらいだったと思います。ただし、考えなくてはいけない問題の割合が多かったのか、すべて解き終わったのは試験時間終了の15分ほど前でした。
■ 受験後
受験終わったあと30分以内に、登録したメールアドレスに結果が送られてきます。リアルタイムで合否が分かる資格も初めてだったので、本当にどきどきでした。(IPAの上級資格だと2ヶ月も待たされるので、それもそれで嫌ですが…)
結果は93%の得点率。事前に合格ラインは63%と聞いていたのですが、合否発表には65%とありました。変わったのかな?
こんな日本語の証明証をダウンロードできます。文言は得点率よって変わるみたいです。
睡眠をろくに摂っていなかったので、帰ると同時に倒れるように眠りにつきました。。
■ 問題の所感
黒本では、例えばコンパイルエラーになるかどうかを問う問題で、エントリポイントのmainメソッドを非staticで書いたような引っ掛け問題がありましたが、その類の問題は幸いにも出題されませんでした。あの問題、黒本でまんまと騙されて心折れましたもん。。念入りにチェックしてました。
Java8の部分はラムダ、Data & Time APIだけでした。Optionalクラスとかも勉強してましたが出題はありませんでした。
■ これから受ける人へ
私みたいにならないように、先に問題集を買って受かる自信をつけてから申し込むのをおすすめします。試験自体は思った以上に体力を使います。私がCBT形式(コンピューター利用)の試験を受けたのが初めてだったのもあるのですが、紙の試験を受けるのと比べて数倍疲れましたし、フォントも大きい所為で問題はすごく見辛くて辛かったです。
問題自体は黒本の最後にある演習問題を80点〜90点以上取れるようにしておけば合格できる内容だと思います。引っ掛けらしい引っ掛け問題も黒本ほど多くはありませんでした。参考までに、私の前日に受けた黒本最後の演習は87点と93点でした。
次はJava SE8 Goldですね!
※1: 「申込日時の24時間以降は変更できない」を、「受験日時の24時間以降は変更できない」に誤読していました。。。