Twitter Facebook github

Amazon WorkDocs(旧Zocalo)を使ってみる

前回は Amazon WorkSpaces をレポしましたが、今回は同様のエンタプライズアプリケーションである Amazon WorkSpaces をレポします!

このサービスは昔、Amazon Zocalo という名前の文書管理サービスとして存在していましたが、いつの間にか WorkDocs という名前に生まれ変わっていました。
Zocaloがプレビューとして提供されていた頃から使ってみたいと思っていたのですが、結局ずっと機会がなく放置していたサービスです。

Amazon WorkDocsとは

ユーザー単位で利用可能なクラウドストレージサービスで、企業向けのDropBoxやGoogleDriveと言えば分かりやすいでしょうか。ファイルならなんでもアップロードすることができ、一般的な形式のファイルはウェブ上でプレビューも可能で、例えば社内の稟議書など書類への承認機能やフィードバックの機能がビルトインされており、企業にとってより便利に利用できるようになっています。

料金体系

気になるお値段は、東京リージョンの場合1ユーザーあたり$7で200GBまで利用可能でき、それ以上の容量が必要な場合は使った分だけの従量課金で、1GBあたり$0.033で利用できます。
(ちなみにWorkSpacesユーザーの場合は50GBまで無料で利用でき、$2の追加料金で200GBまで拡張できます。)

私はDropBox Proも契約しているのですが、こちらは月1,200円で1TBの容量です。WorkDocsで1TBのファイルを持つとすると、$33.4(≒4,000円)くらいとかなり割高になってしまいますが、そもそも個人向けではないので書類等がメインであれば初期の200GBで十分な気がしますね。もし300GB程度以下であれば、DropBoxよりもお得になります。

余談ですが、多分裏で使っているだろうS3に直接保存した場合も最初の1TBは1GBあたり$0.033です。初期の$7で200GBもほぼこの値と変わらないので、実質追加料金なしでS3をDropBoxのような機能がついたファイルストレージとして利用できるということです。

早速セットアップ!

いつも通りマネジメントコンソールからWorkDocsを開きます。

WorkSpacesと違ってこちらは日本語化されていますね。”今すぐ始める” で進んでいきましょう。

セットアップ方法を選ぶ

このへんはWorkSpacesと同じですねー。今回も上のクイックスタートで進んでいきます。

サイトURLと管理者を設定

サイトURLはS3バケットと同様に世界中でユニークでなくてはいけません。
また、1つのサイトに複数のユーザーが所属しますが、ここではそのサイトの管理者を設定します。

初期化中…

これらを設定したら、サイトの初期化が始まります。
こちらはおよそ10分程度で完了し、メールが届きます。

使ってみよう

初期化が終わったら、AWSより次のようなメールが送られてきます。

メール内のリンクをクリックして、管理者のパスワードを設定すると、WorkDocsにログインできます。

ファイルのアップロード

アップロードは画面右側の領域にドラッグアンドドロップするか、右上の “コンテンツ追加” からファイルを選択します。

いくつかアップロードしてみました。簡単に使い始めることができますね。

WorkDocsクライアントと同期

クライアントはここからダウンロードできます。
https://amazonworkdocs.com/ja/clients

画像は省略しますが、サイト名、メールアドレス・パスワードを入力するだけでログインできます。
DropBoxと同様に、最初に同期するフォルダを設定します。

もちろん選択型同期もできます。

ウェブ上で文字化けしていたファイルも、ダウンロードすればちゃんと表示されました。

同期速度なんですが、手元で200MBのファイルを同期させようとフォルダに入れてみましたが、1時間たっても何も変わらず、ウェブ上には出てきませんでした。
5MB程度のファイルであれば数秒で同期されていて、体感ではDropBoxよりも高速なのですが。。

ちょっとこの辺は、上の文字化けの件も同時にサポートに問い合わせてみようと思います。

注意点

サイト外のユーザーと共有するのはちょっと手間かも

ファイルの共有ですが、Googleドキュメントで共有する際のようにメールアドレスを指定する方法と、そのファイルへのURLを別途共有する方法があります。
注意しなくてはいけない点として、サイト外のユーザーと共有を行う場合はメールアドレス指定の方法でしかできません。全員がサイトに所属していれば問題はないのですが、ちょっとここは落とし穴かもしれません。。S3のバケットポリシーのように柔軟に設定できるようになるといいですね。

日本語文字を含むプレビューがうまく機能しない

所謂文字化けですね。。ファイル名の方は問題ないんですけど。これはちょっといただけない。

WorkDocsクライアントの信頼性?

本当に軽いテストしかしていないのですが、疑問が残ります。
上で200MBのファイルを同期させようとしたときも、ステータスは同期完了になっていたりしましたし。。
あとは同期の一時停止が行えなかったり、同期の残り時間や転送速度を見ることができないのはちょっと不親切な感じがします。

所感

少し試してみた感じだと、書類等の管理のみと割り切ってエンタープライズで導入するのであればアリかなと思います。個人でDropBox代わりのストレージとして使うのには厳しい印象でした。
個人的に結構期待しているサービスなので、今後どうなるかが楽しみです。

メールサービスに関しては、個人的にGoogle Appsを愛用しているので今のところWorkMailを試す予定はありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。